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【CD】メコン『グライダー』EP

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メコン『グライダー』EP
2025年5月14日(水)発売
KNBL-001

【収録曲】
1. ミッドナイト
2. 角
3. もったいないね君の声はよく響いているのに
4. グライダー
5. USA
※本編全5曲の別バージョン(アコースティック版、宅録デモ版)をボーナストラックとしてダウンロード可能。
※セルフライナーノーツとして、メンバー全員による楽曲解説を封入。

【試聴】
各種サブスク:https://big-up.style/7dlhvB9vVH
YouTube:https://youtube.com/playlist?list=PLCIYDzXzXK_u92Ekq45Sw4Ja20C1NUZoB

【推薦コメント】
昨年8月に配信リリースされ、インディー界隈のみならずあらゆる方面の音楽好きの心を掴んだ東京発のオルタナティブバンド、メコンの初EP「グライダー」が〈けのびレーベル〉の第1弾リリースとして遂にCD化される。
日本の古き良き時代のフォークを彷彿とさせる滑らかなメロディー。90年代〜00年代のUSインディーやその影響下に生まれた日本のオルタナを通過し継承するようなラフなギターの質感。タイトでありながら滋味溢れるリズムアレンジ。加えてユーモアと寂しさを兼ね備えた不思議な世界観を持つ歌詞も素晴らしい。
聴き終えるたびにふわっとほのかな残り香のような余韻をもたらす珠玉の5曲が詰まったこの初EPにはリスナーの想像力を掻き立てる余白があり、メコンの、そして音楽のもつ本質的な魅力をしっかりと捉えている。
メンバーによる全曲解説あり、2パターンある別バージョン楽曲を聴き比べるのも楽しい。
2025年上半期インディーロックの重要作となる愛すべき作品。
大久保祐子(音楽ライター)

【商品説明】
(メコンの大ファンを公言してくれている大久保祐子さんから、これ以上無い素敵な推薦コメントをいただいたので、レーベルからは、本作の経緯なんかをつらつらと書きたいと思います!)
本作収録の「角」が有名インフルエンサーの投稿のBGMに使われたり、先日配信リリースされたばかりのシングル「夏休み/異星人」が物凄い再生回数を叩き出していたりと、破竹の勢いのメコンですが、そんなメコン結成のキッカケを作ったのは、何を隠そう、私ことksnなのです(エッヘン)。
というのも、当時Clematisのメンバーだったドラムの筒井なぎさから、仕事とバンドの両立に悩んでいてドラムをやめるかもしれないと聞いたとき、それはあまりにも勿体無い!と思い、「この人とバンドをやってみたい、と思っていた人に思い切って声を掛けてみて、自分のペースで続けていったら?」と話したことがありました。それで筒井が声を掛けたのが、SoundCloudにいわゆる「ダイヤの原石」的なデモ音源をアップしていた、大学時代の同期である鶴岡光起だったのです。そして、鶴岡が同じく大学時代の同期である内山“Woody”彰敬、吉岡澪皇を召集し、メコン結成と相成るのでした。(ご存知の方も多く説明不要かもしれませんが、Clematisもまた素晴らしいバンドです!ついでに言うと、似たような経緯で筒井がメンバーに加わったWily Moも、グッドメロディーがメコンにも通ずる素敵なバンドです!)
結成当初は、たまにスタジオに入っては、鶴岡のオリジナル曲はそこそこに、キリンジやビートルズ等のコピーをやって、仕事の息抜きを楽しんでいるような印象でした。(「メコン」というバンド名の脱力感からも、当時の雰囲気がうかがえる気がします。)
そんな中で、バンドの初音源となる本作「グライダー」が制作され、配信限定でリリースされることになるわけです。そう思って聴くと、バンドの初音源にしてはやけに肩の力が抜けているというか、リラックスして純粋に楽しみながら作ったような、そんな心地良いムードが漂っていると思いませんか?
楽曲は、鶴岡が学生時代から作り貯めていた、いわばオールタイムベスト的なものですし、各メンバーのプレイヤーとしての地肩の強さがあるので、気張らずに良い演奏になっているのだと思います。
アレンジの面では、随所にメンバーのこだわりが込められているのですが、その辺りは封入特典のセルフライナーノーツを読んでいただければと思います。ひとつ、ライナーノーツに載らなかったこぼれ話としては、ミックス時に「もったいないね…」中盤の効果音的なボーカルディレイの是非で意見が割れ、筒井は帰宅してから号泣してしまった、ということがあったとか無かったとか…。
そんなこんなで、うっかり(?)最高の初音源を作ってしまったメコンですが、これが配信リリースされると、予想以上の反響を呼ぶこととなります。そして、その反響が、いよいよメンバーのやる気に火を付けるのでした…。
なんだかバンドの半生記みたいな紹介文になってしまいましたが、これからの展開については、皆さんぜひその目で確かめてもらえればと思います。

さて、インディーロックにおける一つの転換点と成り得る本作を、配信限定のまま、モノとして形に残さないのはあまりにも勿体無いと思い、レーベルからフィジカル化を持ち掛けたのですが(バンド結成の経緯しかり曲名しかり、「勿体無い」がキーワードかもしれません)、すでに配信で愛聴してくれている方も楽しめるように、と考えたのが、セルフライナーノーツとボーナストラックでした。
なんとも独特なメコンの音楽性の裏側を知りたいと思っている人は多いと思いますが、セルフライナーノーツでは、メンバー全員が、全曲について解説を行っています。インタレスティングもファニーも、どちらの意味の「面白い」もある、楽しい内容です。
また、ボーナストラックは、本作の「別バージョン」という形で、アコースティック版(録り下ろし)と鶴岡による宅録デモ版を、まるまる5曲収録しています。アコースティック版は、アレンジがシンプルな分、鶴岡のソングライティングの良さが引き立ちますし、内山のギターの渋さや、吉岡・筒井のコーラスワークの巧さにグッと来ます。宅録デモ版は、バンドアレンジ前のものなので、アレンジの変化が分かって興味深いですし、また少し違う雰囲気の楽曲としても純粋に楽しめます(聴けば分かるちょっとズッコケな箇所もありますが、ご愛嬌)。月並みな表現ですが、まさに「ファン必聴!」の内容になっているかと思います。
鶴岡自らによるイラスト、小比賀慧さんによるミニマルで洗練されたデザインも素敵ですし、紙ジャケの質感にもこだわりました。包装には、LPレコードによくあるような、かわいい丸シールが付いています。この大サブスク時代において、ぜひモノとして持っておいてもらいたいと、胸を張って言えるCDができたと思います。
これを買わないのは、勿体無いね!!(お〜決まった)

最後に、レーベル立ち上げと、第一弾作品である本作の企画・制作に携わってくれた長田一祈さん(下北沢ERA、Süden)に、この場を借りて感謝申し上げます!

2025.5.7 ksn(けのびレーベル/Town)

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